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History of European Integration

統合史年表Chronological list

1947年-1949年

年表中の【○-△】は、遠藤乾(編)『原典ヨーロッパ統合史:史料と解説』(名古屋大学出版会、2008年)に収録されている史料番号を指している。同書には、対応する年表中の出来事に関する解説と史料の翻訳が記載されているので、参照されたい。


1947年1月22日 フランス、モネ・プラン実施
1947年3月4日 ダンケルク条約(英仏相互条約)調印
1947年3月12日 トルーマン・ドクトリン発表
1947年3月17日 ブリュッセル条約発効(ベネルクス三国)
1947年6月3日 「ヨーロッパ社会主義合衆国運動(MEUSE)」設立
1947年6月5日 米国務長官マーシャル、ハーバード大学で演説、マーシャル・プランの発表【3-1】
1947年7月 マーシャル・プランをめぐるパリ外相会談(2日にモロトフらソ連代表団引き上げ)
1947年7月12日 欧州経済協力委員会(CEEC)発足
1947年8月27-31日 UEF、モントルー会議【2-32】
1947年9月13日 仏伊両政府、関税同盟の研究着手を宣言、仏伊合同委員会結成
1947年10月5日 コミンフォルム結成公表
1947年10月30日 国際貿易会議(ジュネーヴ、23カ国が参加)、関税と貿易に関する一般協定(GATT)調印
1947年12月22日 仏伊合同委員会、仏伊関税同盟に関する最終報告提出【3-3】
1948年1月1日 ベネルクス関税同盟発足
1948年1月22日 英外相ベヴィン、下院で「西欧同盟」演説【3-5】
1948年2月23日 米英仏とベネルクス3国、ロンドン会議を開始
1948年2月25日 チェコスロヴァキア政変(共産党権力掌握)
1948年3月6日 ロンドン会議、ドイツ西側占領地区の統合と軍政終結を決定
1948年3月17日 英仏およびベネルクス3国、ブリュッセル条約に調印【3-6】
1948年4月3日 アメリカ、対外援助法成立
1948年4月16日 欧州経済協力機構(OEEC)および経済協力局(ECA)設置
1948年5月7-11日 ハーグ・ヨーロッパ会議【3-7】
1948年6月20日 ドイツ西側3占領地区で通貨改革実施
1948年6月24日 ソ連、ベルリン封鎖(第一次ベルリン危機)
1948年7月19日 仏外相ビドー、ブリュッセル条約常任理事会において、経済・関税同盟とヨーロッパ議会の早期設置を提案【3-8】
1948年10月25日 「ヨーロッパ運動」発足
1949年1月25日 ソ連と東欧5カ国、コメコン結成
1949年4月4日 北米とヨーロッパの12カ国、北大西洋条約調印【3-10】
1949年4月28日 ルール国際機関設置に関してロンドンで合意【3-9】
1949年5月5日 欧州審議会規約【3-11】
1949年5月12日 ベルリン封鎖解除
1949年8月8日 欧州審議会、第1回会議(ストラスブール)
1949年8月24日 北大西洋条約発効
1949年9月7日 ドイツ連邦共和国(西ドイツ)成立
1949年9月15日 アデナウアー、ドイツ連邦共和国初代首相に【3-13】
1949年9月25日 ソ連、原爆保有を公表
1949年10月7日 ドイツ民主共和国(東ドイツ)成立


基盤研究(A)「リージョナル・コモンズの研究―地域秩序形成の東アジア=ヨーロッパ比較―」
(研究代表者:遠藤乾)