大島 梨沙(おおしま りさ)

北海道大学大学院法学研究科博士後期課程
専攻:民法・家族法
修士論文テーマ:「フランスにおける非婚カップルの法的保護」
雑誌掲載:死後生殖子の法的父子関係に関する高松高判平成16年7月16日の「民事判例研究」     (北大法学論集第56巻第3号406頁)

 人と人との人格的・非財産的な関わり合いに興味を持っている。非財産的関係を法的にどのように規律することが望ましいのか、安定的で必要十分な法的規律を実現するにはどうすればよいかといった問題関心を基礎に、家族法を中心としながらも、それにとどまらない研究をしていきたいと考えている。
 研究推進ボードのメンバーとしては、自らの研究と関連する研究をされている第一人者を招聘して積極的に研究会開催を行うほか、関連領域の研究者との分野横断的なシンポジウム開催を目指したい。また、実務家との研究会開催や調査などを通して、実際に家族の現場で何が問題となっているかを知ることができればと考えている。また、海外での活動も積極的に企画し、自国を相対化する目線を養い、海外での研究のノウハウを身につけるとともに、北大院生の国際的研究の活発化に寄与したい。