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メンバープロフィール

履歴
著書
編著書
論文
翻訳

氏名 遠藤誠治(えんどう・せいじ)
生年月日 1962年
所属研究機関 成蹊大学
部局 法学部
職名 教授
現在の専門 国際政治学(国際政治理論・平和研究)
国際政治のマクロな仕組みの変化に関心をもつ
その延長上に、グローバリゼーションや現代の紛争の特質などを検討してきた
趣味 音楽を聴くこと(クラシック音楽、特にマーラーが大好き。また、佐野元春の大ファンでもある)
スキー、テニス、野球などのスポーツ

子育てに熱心に関わること、家事をしっかりやることが大切だと考える、声高ではない男女平等論者

履歴
1962年 滋賀県大津市に生まれる
1986年 東京大学法学部卒業
1988年 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士)
      東京大学法学部助手
1991年 成蹊大学法学部専任講師
1993年 成蹊大学法学部助教授
1995年 オックスフォード大学セント・アントニーズ・カレッジ客員研究員
1996年 ウェルスリー大学客員研究員
2001年 成蹊大学法学部教授
 
その他
北海道大学、国際基督教大学、立教大学、明治学院大学、早稲田大学、お茶の水女子大学などで非常勤講師、日本平和学会会長(2009年12月末まで)
 

著書
1 『グローバリゼーションとは何か』かわさき市民アカデミーブックレット、かわさき市民アカデミー出版、2004年.
   

編著書
1 『グローバル対話社会――力の秩序を超えて』 明石書店、2007年.小川有美との共編.
2 『グローバル・ポリティクス――世界の再構造化と新しい政治学――』有信堂、2000年.小林誠との共編
   

論文
1 「脱冷戦の外交戦略」山口二郎編『民主党政権は何をなすべきか 政治学からの提言』岩波書店、2010年、104-119頁.
2 「自由民主主義のアイデンティティと『戦士の誉れ』――マイケル・イグナティエフにおける人権と軍事介入の政治学」『思想』2009年4月号、10-27頁.
3 「『危機の20年』の現実主義論――その構造と読解の変容」『外交フォーラム』No.247、2009年2月号、22−25頁.
4 "Obstacles to and Conditions for Dialogue among Civilizations: Analysis, Prospects, and Proposals," in The Academy of Korean Studies, Civilization and Peace: The 2007 Global Forum on Civilization and Peace 2007.06.19 - 06.21. The Academy of Korean Studies, 2008: pp.76-101.
5 「書評 ジョナサン・ハスラム(角田史幸・川口良・中島理暁訳)『誠実という悪徳 E.H.カー 1892−1982 現代思潮新社, 2007年」『論座』 2008年4月号、314−315頁.
6 「分断された世界と対話に基づく世界秩序」遠藤誠治・小川有美編『グローバル対話社会――力の秩序を超えて』明石書店、2007年:7-43頁.
7 「現代紛争の構造とグローバリゼーション」大芝亮・藤原帰一・山田哲也編『平和政策』有斐閣、2006年: 31-53頁.
8 「世界秩序の変動と平等――グローバリゼーションと平等指向の自由主義の再生」日本政治学会編『年報政治学2006−I 平等と政治』木鐸社、2006年:41-64頁.
9 「国境を越える政治の理論――グローバリゼーション、デモクラシー、リベラリズム」川崎修・杉田淳編『現代政治理論』有斐閣、2006年:261-289頁.
10 「東アジア共同体へのアプローチ――地域的多角主義の制度化の課題と現実」『生活経済政策』(生活経済研究所)、2005年6月、第101号:8-12頁.
11 「国際政治における規範の機能と構造変動――自由主義の隘路」藤原帰一・李鍾元・古城佳子・石田淳編『国際政治講座4』東京大学出版会、2004年、45-104頁.
12 「安全保障概念の変容、グローバリゼーション、帝国――『人間の安全保障』の政治的課題」『アジア太平洋研究』No.27, 2004年7月,77-91頁.
13 「グローバリゼーションと国家の変容」伊藤守・西垣通・正村俊之編『シリーズ社会情報学への接近4 グローバル社会の情報論』早稲田大学出版部, 2004年:25-47頁.
14 「政治学の課題としてのグローバリゼーション――政治空間の変容を分析する視座」『成蹊法学』第57号、2003年3月、64(502)-92(475)頁.
15 「『冷戦後の紛争』とグローバリゼーション」広島市立大学広島平和研究所編『人道危機と国際介入』有信堂、2003年、43-67頁.
16 「『危機の二〇年』から国際秩序の再建へ――E.H.カーの国際政治理論の再検討」『思想』No.945、2003年1月号、47-66頁.
17 「『冷戦後の紛争』と国際社会――グローバルなアパルトヘイト構造の解体へ向けて――」『法律時報』2002年5月号、第74巻第6号:22-26頁.
18 「書評論文『アジア通貨経済危機』の政治学」『アジア太平洋研究』No.22、2001年12月、109-123頁.
19 「グローバリゼーションの政治学的分析に向けて――国際政治と比較政治の交錯を可能にするために――」日本国際政治学会編『国際政治』第128号「比較政治と国際政治の間」(2001年10月)30-46頁.
20 「グローバル・ポリティクス――世界の再構造化と新しい政治学――」(小林誠と共著)小林誠・遠藤誠治編『グローバル・ポリティクス――世界の再構造化と新しい政治学――』有信堂、2000年:3-24頁.
21 「ポスト・ウェストファリアの世界秩序へのアプローチ――グローバリゼーションと近代の政治秩序構想の再検討――」小林誠・遠藤誠治共編『グローバル・ポリティクス――世界の再構造化と新しい政治学――』有信堂、2000年:27-48頁.
22 「現代国際政治学と20世紀」日本政治学会編『年報政治学 1999』岩波書店、1999年:53-69頁.
23 「冷戦後紛争の政治経済学――核軍縮への構造変革的アプローチに向けて――」坂本義和編『核と人間K:核を超える世界へ』岩波書店、1999年:59-114頁.
24 「グローバリゼーション、アジア太平洋地域、日中関係」『成蹊法学』第49号、1999年3月:457-472頁
25 「脱冷戦の世界秩序」『世界を読むキーワード4』『世界』1997年4月臨時増刊、第634号:186-190頁.
26 「地域紛争の政治経済学――スーザン・L・ウッドワード『バルカンの悲劇』を中心に」『成蹊法学』第45号、1997年3月:251-286頁.
27 「ポスト・ウェストファリアの世界秩序の条件」『立命館国際研究』1997年3月、9巻4号:170-84頁.
28 「国際政治から世界政治へ――移行期を捉える一つのパースペクティヴ――」鴨武彦編『講座 世紀間の世界政治5 パワー・ポリティクスの変容:リアリズムとの葛藤』日本評論社、1994年:207-56頁.
29 「冷戦後のアジア太平洋秩序と日中関係−−安定的な地域秩序形成のための視点−−」『成蹊法学』第40号、1994年、11-32頁
30 「構造変動の時代の国際政治学−−新しいパラダイムを求めて」『成蹊法学』第36号、1993年:147-198頁.
31 「モーゲンソー『国際政治:権力と平和』」佐々木毅編『現代政治学の名著』中央公論社、1988年:119-133頁
32 "Global Governance, Japan and the G Seven/Eight." In Glenn D. Hook and Hugo Dobson, eds., Global Governance and Japan: The Institutional Architecture. London and New York: Routledge, 2007: pp.40-58.
33 "The Japanese State: Surviving Neoliberal Political Economy." Huang Xiaoming, ed., The Political and Economic Transition in East Asia: Srong Market, Weakening State. Surrey: Curzon, 2001: pp.112-135.
34 "East Asian Security: Issues in the Post-Cold War Era," in Sueo Sekiguchi and Toshihiko Kawagoe, eds., East Asian Economies: Transformation and Challenges. ISEAS: Singapore, 1995: pp.31-74.
35 "Prospects of Cooperation between the United States and Japan for the Post-Cold War Era in the Field of Human Rights and Other Social Values," in The U.S. and Japan in Asia, IGCC (Institute on Global Conflict and Cooperation), University of California, Policy Paper #10, November, 1994.
   

翻訳
1 デイヴィド・ヘルド『デモクラシーと世界秩序』NTT出版、2002年(佐々木寛・小林誠・土井美徳・山田竜作と共訳).第11章・第12章(253-324頁)担当
2 フィリップ・G.サーニー「グローバル化する世界における政治的な主体的行為――構造化理論のアプローチに向けて――」『思想』No.938, 2002年6月号:117-144頁.
3 スティーヴン・ギル「変容する地球政治のパラダイムに向けて:21世紀への転換点に立って」小林誠・遠藤誠治編『グローバル・ポリティクス――世界の再構造化と新しい政治学――』有信堂、2000年:71-89頁.
4 スティーヴン・ギル『地球政治の再構築――日米欧関係と世界秩序』朝日新聞社、1996年.
5 ロバート・W・コックス「社会勢力、国家、世界秩序−−国際関係論を超えて」坂本義和編『世界政治の構造変動2 国家』岩波書店、1995年所収、211-288頁.