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メンバープロフィール

Photo By 野口隆史

履歴
著者
監訳

氏名 山口二郎(やまぐち・じろう)
生年月日 1958年7月13日
所属研究機関 北海道大学
部局 大学院法学研究科
(2008年12月 公共政策大学院より変更)
職名 教授
現在の専門 行政学、現代政治
現在の関心 グローバル化の荒波の中で、人間の尊厳を守るための政治や政策をいかに実現するかという問いを考え続けている。
『週刊東洋経済』、『週刊金曜日』で、1か月に1回程度、政治批評を書いている。詳しくは私のホームページ、http://yamaguchijiro.comをご覧ください。
趣味 ギョウザづくり
イギリス留学中はほとんど自炊するなど、料理は得意。
座右の銘 新しいものはつねに謀反である(徳富蘆花)
十年一剣を磨く(頼山陽)
個人HP http://www.yamaguchijiro.com/

履歴(2007年5月現在)
1958年 岡山県に生まれる。
1981年 東京大学法学部卒業、同大助手。
1984年 北海道大学法学部助教授。札幌暮らしは5年ほど、と考えていた。しかし、気づいたらもう23年も経っている。
1987年 アメリカ・コーネル大学へ留学。この時期はちょうど昭和の末と重なり、自由なアメリカで天皇制や昭和の歴史についていろいろ考えることができた。ニューヨークタイムズに載った昭和天皇の戦争責任を免罪する議論に対して、反論の投書もした。
1993年 北海道大学法学部教授
このころから、論壇での活動を積極的に進める。細川、村山の両政権の時代には、初めて与党側の政治学者という立場を味わい、政治の動きをつぶさに観察することもでき、大変楽しかった。政党再編の中で、イギリス労働党やドイツ社会民主党のような政党を日本でも作ろうと思い、かつての社会党、その後の民主党にいろいろと働きかけるが、実を結ばず。十年以上に及ぶ政党再編の回り道に、時々ため息をつくこともある。
1997年 イギリス、オックスフォード大学セントアントニーズ・カレッジ客員研究員。
トニー・ブレア率いる労働党が政権を奪還した様をつぶさに見、以後、「第3の道」や中道左派政治の日本における紹介者となる。
2000年 同大学大学院法学研究科教授。附属高等法政教育研究センター長就任(2004年まで)
2005年 イギリス、ウォーリック大学客員研究員
イギリス労働党の成果と行き詰まりを観察し、岩波新書『ブレア時代のイギリス』を書く。
 

著書
1 『辻井喬&山口二郎が日本を問う』(辻井喬と共著)、平凡社、2011年、全228頁。
2 『戦後政治史 第三版』(石川真澄と共著)、岩波書店、2010年、全272頁。
3 『ポピュリズムへの反撃─現代民主主義復活の条件』、角川書店、2010年、全221頁。
4 『自由への問い<2> 社会保障―セキュリティの構造転換へ』(共著)、宮本太郎編、岩波書店、2010年所収、「生活保障としての安全保障へ」、P.29-55。
5 『民主党政権は何をなすべきか 政治学からの提言』(編著)、岩波書店、2010年、全169頁。
6 『民主政治のはじまり』(編著)、七つ森書館、2009年、全177頁。
7 『政治のしくみがわかる本』、岩波書店、2009年、全195頁。
8 『脱「貧困」への政治』(雨宮処凛、中島岳志、宮本太郎、湯浅誠と共著)、岩波ブックレット、2009年、全63頁。
9 『政権交代論』、岩波書店、2009年、全240頁。
10 『ポスト新自由主義』(編著)、七つ森書館、2009年、全285頁。
11 『若者のための政治マニュアル』、講談社、2008年、全224頁。
12 『政治を語る言葉』(編著)、七つ森書館、2008年、全265頁。
13 『格差社会と教育改革』(苅谷剛彦と共著)、岩波ブックレット、2008年、全71頁。
14 『ポスト戦後政治への対抗軸』、岩波書店、2007年、全191頁。
15 『内閣制度』(東京大学出版会)、2007年、全236頁。
16 『強者の政治に対抗する』(岩波書店)、2006年、全196頁。
17 『憲政の政治学』(共著)、坂野・新藤・小林編、東京大学出版会、2006年所収、「90年代政治再編における左派の蹉跌」、P.190-214。
18 『ブレア時代のイギリス』、岩波書店、2005年、全199頁。
19 『ポスト福祉国家とソーシャル・ガヴァナンス』(編著)、山口二郎・宮本太郎・坪郷實編著、ミネルヴァ書房、2005年所収、「日本の改革における「社会的」なものの意義」、P.105-127。
20 『市民社会民主主義への挑戦 −ポスト「第三の道」のヨーロッパ政治』(編著)、山口二郎・宮本太郎・小川有美編、日本経済評論社、2005年所収、「ニューレーバーはモデルたりうるか?」、P.27-54。
21 『公共哲学11 自治から考える公共性』(共著)、西尾勝他編、東京大学出版会、2004年所収、「戦後民主主義の政策形成における公共性」、P.181-196。
22 『戦後政治の崩壊』、岩波書店、2004年、全223貢。
23 『グローバル化時代の地方ガバナンス』(編著)、山口二郎・山崎幹根・遠藤乾編、岩波書店、2003所収、2.「地方政府にとってのグローバリゼーション」、P.11-32。
24 『グローバル化と政治のイノベーション』(共著)、高木・住沢・T.マイヤー編、ミネルヴァ書房、2003所収、8.「日本型社民主義の可能性」、P.294-306。
25 『日本社会党−戦後革新の思想と行動』(編著)、山口二郎・石川真澄編、日本経済評論社、2003所収、10.「党改革の政治学」、P117-140。
26 “Political Reform in Japan,” Japan Review Autumn 2002, 2002
27 『日本政治再生の条件』、岩波書店、2001年、全228頁。
28 『自治と政策』(編著)、北海道大学図書刊行会、2000年、P.251-303。
29 『2025年日本の構想』(共著)、山口定・神野直彦編、岩波書店、2000年、P.44-63、およびP.148-160。
30 『危機の日本政治』、岩波書店、1999年、167頁。
31 『現代日本の政治変動』、放送教育振興会、1999年。
32 『イギリスの政治、日本の政治』、筑摩書房、1998年、205頁。
33 『連立政治 同時代の検証』(編著)、朝日新聞社、1997年、P.9-57、215-252。
34 『日本政治の課題』、岩波書店、1997年、205頁。
35 『現代日本の政治と政策』(新藤宗幸と共著)、放送教育振興会、1995年、P.27-66。
36 『政治改革』岩波書店、1993年、215頁。
37 『一党支配体制の崩壊』、岩波書店、1989年、278頁。
38 『大蔵官僚支配の終焉』、岩波書店、1987年、329頁。
   

監訳
1 コリン・クラウチ『ポストデモクラシー』、青灯社、2007年。