1992年2月7日 | マーストリヒト条約(欧州連合設立条約)調印【7-25】 |
1992年3月18日 | フィンランド、EC加盟申請 |
1992年4月5日 | ポルトガル・エスクード、EMSに参加 |
1992年4月6日 | EC、ボスニア・ヘルツェゴビナを承認 |
1992年5月2日 | ECとEFTAの外相、ポルトにて欧州経済領域設立協定に調印 |
1992年5月20日 | スイス、EC加盟申請 |
1992年5月21日 | CAP改革 |
1992年6月2日 | デンマーク、国民投票の結果51%の反対によりマーストリヒト 条約批准を否決(「デンマーク・ショック」) |
1992年6月19日 | WEU閣僚理事会、ペータースベルク宣言【8-4】 |
1992年6月26-27日 | リスボン欧州理事会、ドロール委員長再任(3期目) |
1992年9月 | EMS危機、イタリア・リラ(16日)とイギリス・ポンド(17日)がERM離脱 |
1992年9月20日 | フランス、国民投票の結果51.05%の賛成でマーストリヒト条約批准を決定 |
1992年10月16日 | バーミンガム欧州理事会、「市民に近い共同体」宣言【8-1-A】 |
1992年11月25日 | ノルウェー、EC加盟申請 |
1992年12月6日 | スイスの国民投票でEEAに対する反対が過半数へ |
1992年12月11-12日 | エディンバラ欧州理事会、「ドロール・パッケージU」の採択、デンマークに関して三つの適用除外を容認【8-5】 |
1993年1月1日 | 域内単一市場スタート チェコとスロヴァキアが分離独立 |
1993年1月12日 | EFTA諸国がアイスランドとEEAに関する条約を批准 |
1993年2月1日 | ECとルーマニア、欧州協定調印 |
1993年3月8日 | ECとブルガリア、欧州協定調印 |
1993年3月17日 | スイスの離脱を受け、ECとEFTAは追加的な議定書によりEEA条約の発効へ |
1993年5月18日 | デンマークが第2回国民投票の結果56.8%の賛成でマーストリヒト条約批准を決定 |
1993年6月21-22日 | コペンハーゲン理事会、東方拡大の原則・政治的経済的基準を定める(「コペンハーゲン基準」)【8-6】 |
1993年8月1-2日 | 欧州通貨危機、EMS内の大変動を受け、経済相・蔵相理事会はERMの変動幅を一時的に2.25%から15%に拡大 |
1993年10月4日 | EC、チェコおよびスロヴァキアと欧州協定調印 |
1993年10月12日 | ドイツ憲法裁判所のマーストリヒト条約合憲判決により、マーストリヒト条約がすべての加盟国において批准完了【8-7】 |
1993年10月29日 | ブリュッセルでの特別首脳会議、新しいEU機構の所在地について合意。欧州通貨機構(EMI)がフランクフルト、ユーロポールがオランダ国内、欧州環境庁がデンマーク国内に設置決定 |
1993年11月1日 | マーストリヒト条約発効により、欧州連合(EU)成立 |
1993年12月10-11日 | ブリュッセル欧州理事会、「成長・競争力・雇用に関する白書」(「ドロール白書」)採択【8-8】 |
1994年1月1日 | 経済通貨連合(EMU)第二段階始まる。欧州通貨機関(EMI)設立(フランクフルト)。EEA協定発効 |
1994年3月10日 | 地域委員会の発足【8-9】 |
1994年3月16日 | フィンランド、オーストリア、スウェーデン、ノルウェー、EU加盟交渉終了 |
1994年3月31日 | ハンガリー、EU加盟を申請 |
1994年4月8日 | ポーランド、EU加盟を申請 |
1994年6月9-12日 | 第4回欧州議会選挙 |
1994年6月12日 | オーストリアの国民投票で、57%がEU加盟賛成 |
1994年11月13日 | スウェーデンの国民投票で、52.2%がEU加盟に賛成 |
1994年11月27-28日 | ノルウェーの国民投票で、52.2%がEU加盟に反対 |
1994年12月9-10日 | エッセン欧州理事会、中・東欧諸国との関係緊密化を図る戦略で合意、委員会の新地中海戦略を承認 |
1995年1月1日 | オーストリア、フィンランド、スウェーデンがEUに加盟、加盟国15カ国に(ノルウェーは国民投票で加盟条約を批准せず) |
1995年1月9日 | オーストリア、EMSに参加 |
1995年1月19日 | 欧州議会、サンテールを委員長とする新欧州委員会を承認(23日に発足) |
1995年3月26日 | シェンゲン協定発効。ベネルクス3国、フランス、ドイツ、ポルトガル、スペインの間で旅券審査廃止 |
1995年3月31日 | 欧州安定化条約 |
1995年5月7日 | シラク、フランス大統領選に勝利、17日に就任 |
1995年5月31日 | 欧州委、単一通貨に関するグリーン・ペーパー採択 |
1995年6月12日 | EUとエストニア、ラトビア、リトアニア、欧州協定調印 |
1995年6月 | ルーマニア(22日)、スロヴァキア(27日)、EU加盟を申請 |
1995年6月26-27日 | カンヌ欧州理事会、マーストリヒト条約を見直す1996年政府間会議に備え、準備検討グループ任命 |
1995年7月17日 | EU、ロシアと暫定貿易協定調印。ベトナムと経済協力協定調印 |
1995年7月26日 | 欧州委、アメリカとの「大西洋経済領域」創設に関する提案をEU理事会に報告 |
1995年9月17日 | スウェーデン、初の欧州議会選挙実施 |
1995年9月28-30日 | EU、MERCOSURと自由貿易枠組協定に合意 |
1995年10月13日 | ラトヴィア、EU加盟申請 |
1995年11月21日 | デイトン合意 |
1995年11月24日 | エストニア、EU加盟申請 |
1995年11月27-28日 | バルセロナで欧州地中海外相会議開催、欧州地中海パートナーシップ、通称バルセロナ・プロセス始まる【8-10】 エストニア、EU加盟を申請 |
1995年12月2日 | EUとアメリカ、マドリードで新大西洋協力宣言 |
1995年12月8日 | リトアニア、EU加盟申請 |
1995年12月13日 | 欧州議会でトルコのEU関税同盟加盟が可決、1996年1月1日からの実施が決定 |
1995年12月14日 | ブルガリア、EU加盟申請 |
1995年12月15-16日 | マドリード欧州理事会、単一通貨の名称をユーロに決定。EMUの日程に変更はなく、2002年からユーロがEMUにおける唯一の法定通貨へ。MERCOSURとの自由貿易協定に調印 |
1996年1月16日 | 欧州委、アジア欧州会合(ASEM)に関する報告採択 |
1996年1月17日 | チェコ共和国、EU加盟申請 |
1996年3月1-2日 | バンコクにて第1回ASEM開催 |
1996年3月27日 | 牛海綿状脳症(狂牛病)が人間に感染しうることをイギリスの科学者が立証、欧州委、イギリス産牛肉および牛肉製品の全世界への輸出を禁止 |
1996年3月29日 | マーストリヒト条約を改正する政府間会議がトリノで開幕 |
1996年6月10日 | スロヴェニア、EU加盟申請 |
1996年6月21-22日 | フィレンツェ欧州理事会、ユーロポール協定を採択 |
1996年9月21日 | 非公式蔵相理事会。「安定成長協定」と新為替相場メカニズム(ERM2)の導入について基本合意 |
1996年10月13日 | オーストリア、初の欧州議会選挙実施 |
1996年10月14日 | フィンランド、EMSに参加 |
1996年10月20日 | フィンランド、初の欧州議会選挙実施 |
1996年10月28日 | 外相理事会、ミャンマーへの制裁措置強化決定。EU、韓国との関係を包括的に規定する「枠組協定」に調印 |
1996年11月24日 | イタリア、ERMに復帰 |
1996年12月13-14日 | ダブリン欧州理事会、経済通貨同盟のための安定成長協定に合意、ユーロ紙幣のデザインが一般公開される。EU首脳、国際犯罪撲滅に取り組む意志を公約 |
1997年1月1日 | EU・スロヴェニア間の貿易自由化がスタート |
1997年2月13-14日 | シンガポールでASEANとEUの第12回定期閣僚会議。科学・技術、麻薬対策、技術移転分野での協力を謳った共同宣言採択 |
1997年2月24日 | PLOとの間で暫定的な連合協定を締結 |
1997年4月5日 | 非公式蔵相理事会、「安定成長協定」の内容で合意、通貨統合を予定どおり1999年1月に開始させることを再確認 |
1997年4月15-16日 | 第2回欧州地中海外相会議(マルタ) |
1997年5月1日 | 英総選挙、労働党圧勝、ブレアが首相へ(2日) |
1997年6月16-17日 | 政府間会議の結果を受け、アムステルダム条約に大筋合意【8-12】【8-13】【8-14】。アムステルダム欧州理事会にて、安定成長協定採択【8-11】。ユーロ硬貨のデザイン公表。 |
1997年7月15日 | 欧州委、通貨統合や中東欧への拡大などEU政策の具体的指針を示す報告「アジェンダ2000」採択【8-15-A】 |
1997年10月2日 | アムステルダム条約調印 |
1997年11月10日 | 外相理事会、中東欧諸国などの新規加盟交渉の進め方を協議 |
1997年11月20-21日 | 雇用問題に関する臨時EU首脳会議、失業者削減に向けた指針を含む議長総括を採択。雇用対策の「相互監視システム」などを盛り込む |
1997年11月24日 | EUとヨルダン、連合協定に調印 |
1997年12月12-13日 | ルクセンブルク欧州理事会。加盟申請国12カ国中の6カ国(キプロス、ハンガリー、ポーランド、エストニア、チェコ、スロヴェニア)と1998年春に交渉を開始することを決定 |
1997年12月15日 | 労相理事会で、雇用創出のためのガイドラインを正式採用 |
1998年1月21日 | 欧州委、雇用創出を目標とする中小企業支援計画を提案 |
1998年2月25日 | 欧州委、報告書「経済通貨同盟の安定のための成長と雇用」を採択 |
1998年3月1日 | EUとウクライナとの提携・協力協定発効(94年6月14日調印) |
1998年3月12日 | ロンドンにてEU加盟国と加盟申請11カ国による第1回欧州協議会開催。司法・内務協力、環境保全などのテーマで合意 |
1998年3月21日 | 欧州委、アメリカとの間で2010年までの工業品関税撤廃を含む「大西洋間市場(NTM)」構想を発表 |
1998年3月25日 | 欧州委、加盟国の経済収斂状況に関する報告書を発表。参加条件達成国は11カ国 |
1998年3月31日 | キプロス、ハンガリー、ポーランド、エストニア、チェコ、スロヴェニアとのEU加盟交渉開始 |
1998年4月2-4日 | EU・中国首脳会談、および第2回アジア欧州会合(ロンドン) |
1998年5月1日 | 蔵相理事会、「健全財政と経済改革に関する宣言」採択 |
1998年5月1-3日 | 欧州理事会、1999年1月1日に始まるEMU第三段階に11カ国が参加することを決定。欧州中央銀行(ECB)初代総裁にドイセンベルク欧州通貨機構総裁が指名される【8-16】 |
1998年6月1日 | ECB、フランクフルトで業務開始 |
1998年6月15-16日 | カーデイフ欧州理事会。経済政策指針、EUと各国の経済政策の連携、アジェンダ2000、機構問題などを議論 |
1998年9月27日 | 独総選挙、SPDが勝利、シュレーダーを首班(10月27日選出)とする緑の党との連立政権へ |
1998年12月4日 | 英仏首脳、サンマロ宣言【8-17】 |