Antimonopoly Law (Undergraduate)
試験の結果
- 秀(50音順)
- 小嶋 麻鈴
- 塚本 小百合
- 森下 航
- 山本 絵美
ほか2名
- 優25人
- 良30人
- 可44人
- 不可78人
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Basis of IO (Graduate School)
テキスト:長岡貞男・平尾由紀子『産業組織の経済学第2版』(日本評論私社、2013年)
第1章 演習問題
- 5 Qを一定にしないとこの問題が成立しない。
- 6 サンク・コストを考慮してもしなくても答えが変わらない。
第5章 補論2 市場集中度と利潤率の理論的関係 109
dP/dqi
=dP/dQ × dQ/dqi
=dP/dQ(dqi/dqi + dq-i/dqi)
=dP/dQ(1+0) ←クールノー均衡では推測的変動=0
=dP/dQ
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Ethics and Animals (Undergraduate)
参考書:伊勢田哲治『動物からの倫理学入門』(名古屋大学出版会、2008年)
- 10/15 [53-67] 動物実験はなぜ許されるか 事実命題と規範命題
- 10/22 [76-90] 倫理学の作法 道徳的判断は主観か客観か
- 10/29 [67-76] 人間と動物の差異は普遍化可能性を乗り越え可能か
- 11/05 [14-34] 動物解放論の起源は何か(テキストでは歴史的・思想的な背景についてはあまり詳しく論じられていない)
- 11/12 [34-52] 動物解放論の論拠は妥当か、生き物を大切にする規範?
一ノ瀬正樹『死の所有』(東大出版会、2011年)
- 11/19 [99-120] 道徳的配慮の適格性(苦痛を感じる能力、死の理解能力、社会契約をする能力)
- 11/26 [121-138] 社会契約と動物への配慮
- 12/03 [184-209] 動物実験の実態
- 12/10 [209-227] 価値論からみた動物への配慮
- 12/17 レポート課題
- 01/07 レポート回収
- 01/21 レポート総評
- 01/28
- 02/04 義務論の究極にあるもの? dual process of moral judgment; morality as care
【感想】
- 優秀な理系の学生に助けられっ放しの授業でした。
- 改善点
- 総合入試導入に伴い、移行点を上げるためのレポート再提出が増加傾向にある。
- 授業は12月中に終了して、年明けはレポート講評、サンプルレポートの議論、レポート添削(2回)というスケジュールにした方がよい。
- レポートを書けないのは授業内容を理解していない人なので、レポート添削回で授業の復習が必要(何を書け、と手取り足取り教えないと書けない)。
- 成績入力期限直前までレポートの再提出を受け付けるのは回避する。
- 最初のレポート提出期限に出さない人は即不可とする。
- 難しいところ
- テキストでは、功利主義と義務論を、動物実験反対論に接合するところが不十分。
- 義務論の説明において意図を強調しすぎるのはミスリーディングではないか。結果が悪くても意図が良ければという議論を立てる以上は、結果の良し悪しの判断において、patient-centeredな要素は含まれているはず。
- 原初状態は1年生には難しすぎる。
- レポートについて
- 実験反対論に対する反論を考えるのが困難な場合には自由感想文でよしとする。ただし、実験反対論の理解ができている人ほどレポートが書ける傾向。
- 理系の知識でゴリ押ししないように前もって注意する必要。
- 「実験反対論は感情論にすぎない」という矮小化は、自分が相手をしたくない議論から逃げているだけなので厳重に注意する。
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