北海道大学法学部

法形成論ランチォン

 

発足のお知らせ

次回予定

これまでの報告


 

 

発足のおしらせ

 

 1999年10月より、<法形成論ランチォン>と銘打って、法形成の諸相をめぐる自由なランチタイム・ディスカッションを企画することにいたしました。

  関心のある方であれば、スタッフ、院生その他専攻分野を問わずどなたでも、各自お弁当やサンドイッチなどを持参していただいて昼食を取りながら気軽に話し合う、オープンな集まりです。

  スピーカーの方には、広く法形成あるいは法の変容・新生というテーマのもとで各自の研究の視座から関心あるトピックを自由に話していただき、参加者の方には、これまた各自の関心から自由に質問や意見を述べていただいて、現在日本や世界が直面している社会変動とそれに連なる新たな法秩序の可能性をめぐって、学際的なブレインストーミングを試みたいと考えています。

  皆さん何かと多忙ななか、比較的余裕のあるランチタイムを活用して北大法学部の知的資源の一助としようという試みですので、どうぞお気軽にご参加くださればたいへん幸いです。

          1999年9月  長谷川晃=尾崎一郎


 

次回予定

 

 

***********************************************

第46回:5月18日(水)12時10分〜13時30分(高等法政教育研究センター会議室)

遠藤乾氏( 北海道大学法学研究科)

 「「方法論的ナショナリズム」について」

***********************************************

*報告は30分程度とし、残りを質疑応答に充てる予定です

*このランチォンは高等法政教育研究センターの研究プログラムの一環として位置づけられております。北大法学研究科を中心に様々な領域の研究者の皆さんのための自由な交流フォーラムとして活動できればと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

               


 

これまでの報告

 

第1回 1999年10月13日 長谷川晃 「普遍法の条件」

第2回 1999年11月10日 吉田克己 「近著『現代市民社会と民法学』の舞台裏」

第3回 1999年12月 7日 田口正樹 「ドイツ中世都市における法形成」

第4回 2000年 1月19日 尾崎一郎 「私的介入と法」

第5回 2000年 2月16日 鈴木賢 「中国法における「事実」」

第6回 2000年 4月 3日 吉田邦彦 「贈与法学の基礎理論と今日的課題」

第7回 2000年 5月17日 岩本一郎 「リベラル・デモクラシーと宗教−理念と信仰のはざまで−」

第8回 2000年 6月14日 伊藤直哉 「言語権の確立を巡って」

第9回 2000年 7月19日 遠藤乾 「EUにおけるデモクラシー」

第10回 2000年10月11日 稗貫俊文 「経済法の変質」

第11回 2000年11月15日 古矢旬「アメリカにおける政治と宗教」

第12回 2000年12月20日 高見勝利「憲法「変革」の跫音−世紀の曲がり角に立って−」

第13回 2001年 1月26日 町野和久「制度形成・変化のゲーム・モデル」

第14回 2001年 4月25日 田村善之 「知的財産法の制度を設計する際の三つの視点について −市場志向型・機能的・自由統御型知的財産法の発想−」

第15回 2001年 5月23日 田口晃 「多文化共存の政治モデル −ベルギーを中心に−」

第16回 2001年 6月27日 村上裕章 「地方分権・情報公開・住民投票 −行政法学の限界について−」

第17回 2001年 7月11日 伊藤知義 「バルカン地域の法文化」

第18回 2001年10月17日 白取祐司 「陪審制と参審制 −裁判員制度の行方−」

第19回 2001年11月14日 川島真 「走向世界−19世紀後半中国における『世界標準』への対応」

第20回 2001年12月19日 林田清明 「法的推論における道徳理論の役割 −R.ポズナーの所説を手がかりに」

第21回 2001年 1月24日 瀬川信久 「「証券化」から見た金融・担保の法変動」

第22回 2002年 4月24日 会沢恒 「懲罰的賠償に対する憲法的規制」

第23回 2002年 5月29日 辻康夫 「 「共同体」 をいかに語るべきか:「共同体」のニーズと自由民主主義」

第24回 2002年 6月26日 松村良之 「法の熟達者とは何か」

第25回 2002年 7月10日 常本照樹 「先住民族の権利の諸相」

第26回 2002年10月23日 新川敏光 「福祉国家の改革原理」

第27回 2002年11月16日 高橋美加 「近年の会社法改正の動向」

第28回 2003年 2月12日 池田清治 「消費者団体の差止請求権−消費者組織に関する研究会から−」

第29回 2003年 2月19日 ディミトリ・ヴァンオーヴェルベケ 「 The Formation of Legal Culture in Modern Japan: Influences of and Interaction with European Legal Culture」

第30回 2003年 6月25日 カール・グッドマン 「憲法問題の司法審査:最高裁判所のアプローチの日米比較」

第31回 2003年 7月16日 ウィリー・ヴァンデ・ワラ 「 久米邦武の米欧回覧実記における小国論」

第32回 2003年 9月16日 林知更 「法律における自然と作為−「法の下の平等」論の2つのアプローチについて」

第33回 2003年10月15日 長谷川晃 「イングランドの法哲学の現況」

第34回 2003年11月19日 岡田信弘 「「立憲主義と民主主義」雑感」

第35回 2003年12月16日 林田清明 「<法と文学>の可能性」

第36回 2004年 2月26日 権左武志 「 イラク戦争の正統性をめぐるハーバーマスの最近の論争」

第37回 2004年 4月22日 町野和夫 「倫理規範形成の二段階ゲームモデル−社会化と説得−」

第38回 2004年 5月13日 桑原朝子 「平安朝知識人の「教養」と思考様式──詩人・明経家・明法家による「議」を手掛りとして」

第39回 2004年 6月17日 前田智彦 「政策形成型訴訟の訴訟運営における裁判官の役割(仮題)」

第40回 2004年 7月15日 亘理格 「行政裁量と法形成の日本的特質」

第41回 2004年10月27日 ダニエル・ボツマン 「裁判史としてのマリア・ルス号事件−法のクレオールという視点からー」

第42回 2004年11月17日 会沢恒 「十戒裁判 −アメリカ・政教分離統治体制と宗教社会の交錯−」 

第43回 2004年12月10日 浜井祐三子 「現代イギリスの多民族化による社会変
容」

第44回 2005年 2月 7日 溜箭将之 「アメリカの裁判における事実と法と裁量―ケース・スタディーによる事実審と法律審の間の緊張関係の分析」

第45回 2005年 2月21日 吉田邦彦 「サンフランシスコ貧困地区テンダロインの居住福祉問題−−ホームレスの人々への奉仕活動実践録」
 

 


 

 

御連絡は<長谷川 khase@ec.hokudai.ac.jp  尾崎 ozaki@juris.hokudai.ac.jp>へ

北海道大学法学部のページへ戻る