2025夏・熊ではなくて《誤字等》が出没!
(2025.08.12開設/2025.08.15更新)
期末試験の答案(六法持ち込み可)に出現した誤字等です
違権審査 「違憲」と判断しなかった人が、少なくとも2人いました。
自営隊員 憲法22条の問題が出るという噂に惑わされたのでしょうか。
自己統事 「統治」はトウチ、湯治はトウジ。メイド喫茶の反対は、執事喫茶(国語辞典に載っていた)。
意議 「義」と議の使い分けは、誤字等の頻出ポイントです。
狭議 これも、一言多いパターン。
概当 当該誤記は、誤字等に「該当」します。
自衛官住居ビラ貼付 ビラ「配布」のために官舎に立ち入ったことが問題となった事件でした。貼り付けたのは大阪市、調布は東京都。
付属 字は間違っていませんが、ここは「付随」。
付髄的 骨のあるヤツ(意外と多い)。
付隋的 遣隋使に随行する?
伴例 寄り添ってくれる「判例」。
ハウネエ会 〜と「いう社会」 だということが数秒後に分かりました。
舎官 舘かと思ったら「官舎」のようです。
吉詳寺 「吉祥寺」の街に詳しいらしい。
吉様寺 キッサマぁ!
犯例 刑法の「判例」ということでしょうか。
自衛遂 ついに「自衛隊」にも誤字等が襲いかかる。しかも、2度も!
講議棟 評議会は「講義棟」の会議室で行われる。
軽備 警備員の被害は「軽微」。
補促意見 捕まえるのは捕捉、促すのは督促であることを「補足」しておきます。
イタリ バラバラすぎる「例」。
防問 「訪問」を防ぐということでしょうか。
表限の自由 何度も何度も繰り返しこのように書いている答案を、「表現の自由」についての解答として採点してよいものか・・・。
付随付規制 カナで書けば、ツとテの1字違いですが、「付随的」問題として片付けられない。
憲法25条 表現の自由についての設問です。生存権は、次の設問です。結構あります。逸る心が誤字等を招く!
生存憲 憲法上の権利らしい「生存権」?
中袖的 「抽象的」と書きたかったようです。
訴証 「訴訟」では立証が重要だから?
有明な判決 有明海といえば、諫早湾干拓事業に関する判決が「有名」。
憲法25条に違憲している それは「違反」でしょう。
生活保護法に対して違法である なぜ素直に「違反」すると書かないのか。
禁示 「禁止」と掲示する?
責極的 「積極的」に責任を負う感じでしょうか。
訟訴 逆立ちした「訴訟」。これも、しばしば見かけるタイプです。
過程判断 しかし、これを「判断過程」の逆立ちしたものと見ていいのだろうか。
判断過定 仮定と混淆した「過程」を検討する必要がある。
検当 見当違いの「検討」。
事状 当時の状況をめぐる「事情」。
裁判規判性 裁判に「規範性」が引きずられたようです。よくあることです。
真接 謎です。もしかして「直接」の書き間違いでしょうか。
朝木訴訟・堀川訴訟 ありそうで、なさそう。
制度交代禁止原則 「後退」を交代と間違えるという、手書きなのに誤変換のような・・・。