本文へスキップ

『ヨーロッパ統合史』のサポートサイト 

History of European Integration

史料館案内Archives

国立文書館(フランス)

国立文書館 Archives Nationales (AN)(外部サイトへ)
ピエールフィット=シュル=セーヌ館(外部サイトへ)
閲覧室住所:59 rue Guynemer, 93380 Pierrefitte-sur-Seine
最寄駅:Saint-Denis Université (13番線)


概要

フランスの国立公文書館であり、外務省と経済財務省を除く主要省庁および主な歴史家や政治家、官僚、知識人らの個人文書を所蔵・整理・公開している。かつてはパリの市内マレ地区の中にあったが、所蔵資料の増加に伴い、フランス革命以前の史料はパリに残し、それ以外の近現代史の史料をパリ郊外のピエールフィット=シュル=セーヌに移転した。ANにフォンテーヌブローにも、第五共和制以降の省庁文書を中心として所蔵する分館もあるが、この移転と共に統合を進めることとなり、フォンテーヌブロー分館は閉鎖される予定である。ANは、アメリカのNARA、イギリスのTNA、ドイツのBAに相当する史料館であり、その所蔵史料は多岐にわたり、どのような史料が存在しているのか、自分が知りたい史料がどこにあるのかを知ることは簡単ではない。ただし、現在ではサイト内で大まかなカタログ等を公開し、事前の史料予約を依頼することも可能となっている。統合史関係では、省庁関係資料(Fシリーズ)、大統領府史料(AG)、様々なAN所蔵史料(政治家の個人文書や計画庁文書など)(AJ)、個人文書(AP)などが有用である。


→ 詳細なアーカイブ紹介

基盤研究(A)「リージョナル・コモンズの研究―地域秩序形成の東アジア=ヨーロッパ比較―」
(研究代表者:遠藤乾)