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政治と複数性
―民主的な公共性にむけて―

齋藤純一

2008年08月28日発行  岩波書店 / 全285ページ

  • はじめに
  • J
  • 第1章 デモクラシーと複数性
  •   1 政治的存在者としての処遇
  •   2 ラディカル・デモクラシーの条件
  •   3 人びとの間の複数性と内的複数性
  •   4 自己倫理の政治的含意
  •   5 受苦への応答と意見の政治
  • 第2章 デモクラシーと社会統合
  •   1 社会の脱−統合化への対応
  •   2 ナショナルな統合の再生――リベラル・ナショナリズム
  •   3 ポスト・ナショナルな社会統合の構想
        ――憲法パトリオティズム
  •   4 デモクラシーによる社会統合――民主的な公共性の展望
  • K
  • 第3章 表象の政治/現われの政治
  •   1 現われの封鎖
  •   2 現われの空間と表象の停止
  •   3 アゴニズムと反本質主義
  •   4 パーリアと政治的抵抗の公共圏
  •   5 「聴くこと」の政治
  • 第4章 公共性の二つの次元
  •   1 公共性と非共約性
  •   2 生の二元化――ビオスとゾーエー
  •   3 ニーズ解釈の政治
  •   4 セキュリティ・ユニット
  •   5 「見棄てられた境遇」と親密圏
  •   6 現われの公共性
  • L
  • 第5章 社会の分断とセキュリティの再編
  •   1 自然状態の黙認?
  •   2 「社会的なもの」の集合的なセキュリティ
  •   3 集合的セキュリティの後退
  •   4 能動的な自己統治
  •   5 社会的排除とアンダークラス
  •   6 生活空間の隔離
  •   7 自由の社会的条件
  • 第6章 社会的連帯の理由
  •   1 社会の持続可能性と連帯
  •   2 社会的連帯とその現状
  •   3 社会的連帯による生活保障
  •   4 社会的連帯の理由
  • 第7章 親密圏のポリティックス
  •   1 親密圏の再−記述
  •   2 親密圏と場所の剥奪
  •   3 社会的なものと親密圏
  •   4 親密圏の危機
  •   5 親密圏の政治
  • M
  • 第8章 政治的責任の二つの位相
  •   1 不正義の感覚
  •   2 集合的責任としての政治的責任
  •   3 政治文化の継承
  •   4 「日本人」としての名指し
  •   5 普遍的責任としての政治的責任
  • 第9章 丸山眞男における多元化のエートス
  •   1 ナショナル・デモクラシーから結社形成的デモクラシーへ
  •   2 「権力の偏重」と価値の多元化
  •   3 正統的思考の問題化
  •   4 精神的雑居性と惑溺の間
  •   5 「土着主義」批判という陥弄
  •   6 経験の単独性とアイデンティティの相剋
  • あとがき