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北海道大学/市民社会民主主義研究プロジェクト企画シンポジウム

日本人が望む社会経済システム
――新たな政治的対立軸は何か―― 

 現在の日本では、格差の拡大や貧困が大きな関心を集めている。また、社会保障の将来に対する国民の不安も高まっている。こうした状況の中で、平等や公平という価値をいかにして、どの程度実現するかが政治の大きな争点となっている。国民の生活や地域社会の持続可能性を確保するために、政府がどのような役割を担うべきか、そのために国民はどのような負担を行うべきかという問題は、次の総選挙においても最大の争点となるだろう。
 こうした議論を深めるためには、国民自身が現状をどう捉え、次なる時代にどのような社会経済システムを求めているか、さらにそうした仕組みを作るためにどのような負担や貢献をする用意があるのかを、的確に把握することが不可欠の前提となる。そこで、市民社会民主主義プロジェクトは、2007年11月下旬、全国で1500サンプルの世論調査を行い、日本人の現状認識と政策的選好について探る試みを行った。
 このシンポジウムでは、この調査から浮かび上がった、国民が現状にどのような問題を感じ、政府に何を期待しているかという具体的データを基に、政策のあり方や政党の戦略、さらにはこれからの政治的対立軸のあり方について議論を深めていきたい
 
  ■日 時: 2008年01月21日(月) 
18:00 〜 (開場17:40)
  ■会 場: 日本生命札幌ビル5階 ACU[アキュ] L研修室
(札幌市中央区北3条西4丁目1 JR札幌駅南口徒歩4分 [ アクセス ] )
 
  ■パネリスト:
   山口二郎(コーディネーター) ●北海道大学公共政策大学院教授
   宮本太郎 ●北海道大学大学院法学研究科教授
   加藤雅規 ●北海道新聞論説委員
   橋本健二 ●武蔵大学社会学部教授
 
 
主催: 文部科学省科学研究費基盤研究(S)
「市民社会民主主義の理念と政策に関する総合的考察」(研究代表者 山口二郎)
お問い合わせ:グローバリゼーション&ガバナンス研究プロジェクト事務局
              北海道大学大学院法学研究科612室 TEL/FAX:011(706)3798
※入場無料。参加ご希望の方は直接会場にお越しください。※会場ビル内の駐車場は利用できません。