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国際シンポジウム

ポストデモクラシーを超えて
―グローバリゼーション時代における社会民主主義の可能性―

 アメリカでサブプライム問題を契機とする経済混乱が起こり、資本主義経済に対する政策的制御のあり方が改めて問われています。また、日本では格差社会の進行の中で、政治が社会の公平や平等を回復できるかどうかが問われているところです。
 今回、民主政治と資本主義の相剋について最も深い思索を展開してきた二人の知性をヨーロッパから招いて、国際シンポジウムを開催することになりました。イギリスの政治学者、コリン・クラウチ氏は、その著書『ポストデモクラシー』(翻訳は2007年青灯社刊)においてグローバリゼーションが進む時代の先進民主主義国において、「規制なき資本主義経済からの保護を必要とする人々ではなく、むしろ恩恵を受ける人々の利益が優先される」(同書より)傾向について、鋭い分析を加えています。また、ロベール・ボワイエ氏は、フランスにおけるレギュラシオン学派のリーダーとして、現代資本主義の変容について、アメリカ流のグローバリゼーションを批判する観点から、考察を続けてきました。
 この二人とともに、現代の民主政治が直面している経済・社会の課題を見極め、社会的価値を増進するための民主政治の可能性について考えてみたいと思います
 
  ■日 時: 2008年04月21日(月) 13:30 〜 17:00
  ■場 所: 都市センターホテル 606室
(千代田区平河町2丁目4番1号 永田町駅徒歩3分)
 
  ■報 告:
   コリン・クラウチ●英国 ウォーリック大学
   ロベール・ボワイエ●仏 理論応用経済学研究センター
  ■コメンテーター:
   網谷 龍介●明治学院大学
  ■コ−ディネーター:
   山口 二郎●北海道大学
会議中の報告は英語でおこなわれます。適宜、日本語の要約を行います。
通訳: 高安健将(成蹊大学准教授)・池直美(北海道大学助教)
 
 
参加申し込み
 参加ご希望の方は、お名前、ご所属、ご連絡先を明記のうえ、4月18日(金)正午までに下記アドレスあてお申し込みください。

 0421pd@juris.hokudai.ac.jp

 なお、会場の定員(80名)を超え、参加をお断りする場合には、速やかにその旨をご連絡いたします。


 
主催: 北海道大学 市民社会民主主義研究プロジェクト
(文科省科学研究費基盤研究(S)「市民社会民主主義の理念と政策に関する総合的考察」/研究代表者 山口二郎)
共催: 社団法人 生活経済政策研究所
                          東京都千代田区神田駿河台3-6 TEL:03-3253-3772
後援: 北海道大学大学院法学研究科附属 高等法政教育研究センター
お問い合わせ:北海道大学大学院法学研究科 市民社会民主主義研究プロジェクト事務局
                        札幌市北区北9条西7丁目 Tel/Fax : 011-706-3798