日本の国際政治学 2
国境なき国際政治
日本国際政治学会 編
大芝亮 古城佳子 石田淳 責任編集
2009年1月20日発行
有斐閣 / 全276ページ
- 序 章 国境なき国際政治
- 大芝 亮
- 第1章 グローバル化における地球公共財の衝突
―公と私の調整
- 古城 佳子
- 第2章 レジーム・コンプレックスと政策拡散の政治過程
―政策アイディアのパワー
- 大矢根 聡
- 第3章 多国間主義から私的レジームへ
―マルチステークホルダー・プロセスのジレンマ
- 山田 高敬
- 第4章 地球公共財とNGO
―地球気候の安定化と生物多様性の保全を求めて
- 太田 宏
- 第5章 グローバル化とシティズンシップ
―移住労働者と越境する世帯
- 柄谷 利恵子
- 第6章 体制移行と民族紛争の発生
- 月村 太郎
- 第7章 国際問題としてのマイノリティ
- 吉川 元
- 第8章 主権とヨーロッパ統合
―主権の絶対性・一体不可分性・永遠性を中心に
- 遠藤 乾
- 第9章 領域管理と国際秩序
―「新信託統治」が問いかけること
- 山田 哲也
- 第10章 帝国は国境を越える
―国際政治における力の分布
- 藤原 帰一
- 第11章 人権と人道の時代における強制外交
―権力政治の逆説
- 石田 淳
|