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おうふう政治ライブラリー
公共性をめぐる政治思想

齋藤純一 編著

2010年09月25日発行
おうふう / 全303ページ

  •  まえがき
          ――公共性をめぐる論点
  • 齋藤 純一
  •  第1章 公共性と情念
          ――A.スミスの文明社会論における
                           「公衆」の規範的権威――
  • 斉藤尚
  •  第2章 カントにおける応答と公開性
          
  • 金慧
  •  第3章 「世論」の誕生と民主的公共性の変容
          ――建国後アメリカにおける公共性の構造転換――
  • 山裕二
  •  第4章 世論と公共性
          ――ウォルター・リップマンと「同意の製造」の時代
  • 井上弘貴
  •  第5章 同意と公共性
          ――A.グラムシの市民社会論における
                             同意の形成と解体――
  • 千野貴裕
  •  第6章 世界への配慮
          ――H.アーレントにおける判断力と公共性
  • 隠岐理貴
  •  第7章 コミュニケーション的自由とその公共的使用
          ――J.ハーバーマスの法・政治理論における基底――
  • 田畑真一
  •  第8章 リベラリズムと公共性
          ――J.ロールズの公共的理性について
  • 田中将人
  •  第9章 共和主義、公共性、歴史叙述
          ――ポーコック『野蛮と宗教』における
                    人文主義的歴史叙述の解釈を中心に
  • 厚見恵一郎
  •  第10章 「コミュニタリアン」における公共的なもの
          ――M.サンデルとC.テイラーを中心に――
  • 高田宏史
  •  第11章 グローバルな社会における公共性
          ――J.ドライゼクとJ.ボーマンの議論を中心に――
  • 上原賢司
  •  あとがき
  • 齋藤 純一