プロジェクトの概要 |
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研究活動 |
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研究成果・刊行物 |
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その他 |
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複数のヨーロッパ
― 欧州統合史のフロンティア
遠藤乾・板橋拓己 編著
2011年06月25日発行
岩波書店 / 全329ページ
- はじめに
- 略語一覧
- 第T部 ポスト「正史」のゆくえ
- 第一章 ヨーロッパ統合史のフロンティア
――EUヒストリオグラフィーの構築に向けて
- はじめに
第一節 ミルワードの帝国 第二節 統合史研究は実際にどのように進展してきたのか 第三節 ヨーロッパ統合史はどこに行くのか おわりに
- 遠藤 乾
- 第U部 ヨーロッパの「暗い遺産」
- 第二章 戦争のなかの統一「ヨーロッパ」、
一九四〇 ― 一九四五年
- はじめに
第一節 開戦と「ヨーロッパ」 第二節 抵抗運動と「ヨーロッパ」 第三節 戦争末期の「ヨーロッパ」論 おわりに
- 宮下雄一郎
- 第三章 黒いヨーロッパ
――ドイツにおけるキリスト教保守派の「西洋」主義
- はじめに―― ヨーロッパ統合と近代
第一節 「アーベントラント」とは何か 第二節 戦間期からの連続と断絶 第三節 第二次大戦後の再出発 第四節 アーベントラント運動の組織化 第五節 アーベントラント主義者とヨーロッパ統合 第六節 アーベントラント運動の衰退、そして再生? おわりに
- 板橋拓己
- 第四章 ヨーロッパ統合の裏側で
――脱植民地化のなかのユーラフリック構想
- はじめに
第一節 ユーラフリックの前史 第二節 ヨーロッパ統合政策と植民地政策 ――主権委譲に対する躊躇とフランス連合優先 第三節 ヨーロッパ統合政策と植民地政策の収斂 おわりに ―堆積されたユーラフリックと矛盾したヨーロッパ的解決
- 黒田友哉
- 第V部 統合の複線的系譜学
- 第五章 もう一つの「正史」
――農業統合の系譜とプールヴェール交渉、 一九四八 ― 一九五四年
- はじめに
第一節 構想と現実の狭間で ――第二次大戦後の農業統合議論の開始 第二節 農業市場統合構想の始動 ――欧州審議会勧告からマエストラッチ構想へ 第三節 フランス政府による農業統合の着手 ――フリムラン・プランの生成と提示 第四節 予定されていた失敗 ――プールヴェール交渉の開始 (交渉前半一九五一 ― 一九五二年) 第五節 プールヴェール交渉の頓挫 ――転換から終焉、そして復活へ (交渉後半一九五二 ― 一九五四年) おわりに
- 川嶋周一
- 第六章 経営者のヨーロッパ統合
―― 一九五〇年代前半における西ドイツの事例から
- はじめに
第一節 西ドイツ鉄鋼業界を取り巻く環境 第二節 シューマン・プランと西ドイツ鉄鋼業界 第三節 西ドイツのヨーロッパ統合構想 おわりに
- 田中延幸
- 第七章 日欧貿易摩擦の交渉史
―アクターとしての労働組合・欧州委員会・域外パワー、 一九五八 ― 一九七八年
- はじめに
第一節 戦後復興から輸出へ 第二節 潜在的対立から日EC貿易摩擦への発展 第三節 対日強硬姿勢と柔軟姿勢の交錯と、一応の決着 おわりに
- 鈴木 均
- 第W部 多極化する世界とヨーロッパの模索
- 第八章 「全欧」のあいだ
――ブラントの東方政策におけるヨーロッパ統合問題
- はじめに
第一節 バールの構想における欧州統合問題 第二節 ブラント政権の東方政策とヨーロッパ統合 おわりに
- 妹尾哲志
- 第九章 完成・深化・拡大
―― ヨーロッパ政治協力の進展と限界、 一九六〇 ― 一九七二年
- はじめに
第一節 フーシェ・プランとイギリス 第二節 イギリスの第二次EEC加盟申請と共通農業政策 第三節 ド・ゴールの二度目の「ノン」と 他の西ヨーロッパ諸国の反応 第四節 首脳会議の提案とヨーロッパ政治協力 第五節 ハーグ首脳会議と政治協力 第六節 ヨーロッパ政治協力設立交渉とその後 おわりに
- 山本 健
- あとがき
- 事項索引
人名索引 執筆者紹介
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