ジェンダー社会科学の可能性 第3巻
壁を超える
―政治と行政のジェンダー主流化
辻村みよ子 編集
2011年06月08日発行
岩波書店 / 全200ページ
- 序論 男女共同参画型の多元的ガヴァナンスへ
- 辻村みよ子
- I ジェンダー分析の学的インパクト
: 国家と政治システムの再検討
- 第1章 政治参画と代表制論の再構築
―― ポジティヴ・アクション導入の課題
- 辻村みよ子
- 第2章 シティズンシップの再構想
―― 政治理論はどのようにパラダイム・シフトするのか
- 田村哲樹
- 第3章 マクロ経済学のジェンダー化
―― 予算のジェンダー分析
- 村松安子
- II 課題と可能性 : ガヴァナンスの多元性へ
- 第4章 男性学・男性性研究の視点からみた
戦後日本社会とジェンダー
- 伊藤公雄
- 第5章 日本の政治主体のジェンダー分析
―― 多元性からみた女性の政治参画
- 衛藤幹子
- 第6章 労働政治のジェンダー・バイアス
―― 新自由主義を超える可能性
- 三浦まり
- 第7章 国際人権条約の実施におけるNGOの可能性
―― 女性差別撤廃条約国家報告制度における NGOの役割を通して
- 山下泰子
- キーワード解説
- 索引
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