CONTENTS
HP開設の言葉
研究の概要
メンバープロフィール
シンポジウム・研究会
 研究成果・刊行物
公開資料
書籍・学術誌
Working Papers
現代政治分析
時評・書評
 その他
アクセス
リンク
 
メンバープロフィール

経歴
業績

氏名 田村哲樹(たむら・てつき)
生年月日 1970年
所属研究機関 名古屋大学
部局 大学院法学研究科
職名 教授
現在の専門 政治理論
所属学会 日本政治学会、政治思想学会、日本比較政治学会
ひとこと 自由なようでいて意外に不自由な社会を変えていくには、どうすればよいのでしょうか。この共同研究に集う、そうそうたるメンバーの胸を借りつつ、ゆっくりと考えていきたいと思います。

経歴
1970年 高知県生まれ 広島市育ち
1989年 修道高等学校卒業
1994年 名古屋大学法学部卒業
1999年 名古屋大学大学院法学研究科修了、博士(法学)
      名古屋大学大学院法学研究科講師
2001年 名古屋大学大学院法学研究科助教授
2003年 名古屋大学男女共同参画室員(兼担、2008年まで)
2007年 名古屋大学大学院法学研究科准教授
2010年 名古屋大学大学院法学研究科教授
 

業績
I 単著
1 『政治理論とフェミニズムの間――国家・社会・家族』昭和堂、2009年。
2 『熟議の理由――民主主義の政治理論』勁草書房、2008年。
3 『国家・政治・市民社会――クラウス・オッフェの政治理論』青木書店、2002年。
   
II 共著
1 「ベーシック・インカム、自由、政治的実現可能性」宮本太郎著『自由への問い<2 社会保障―セキュリティの構造転換へ』岩波書店、2010年。
2 「シティズンシップとベーシック・インカム」武川正吾編著『シティズンシップとベーシック・インカムの可能性』法律文化社、2008年。
3 「フェミニズムにおける『政治』像をめぐる対抗――オーキンとバトラーとヤング」有賀誠・伊藤恭彦・松井暁編『ポスト・リベラリズムの対抗軸』ナカニシヤ出版、2007年。
4 「公/私区分の再定義」辻村みよ子編『ジェンダーの基礎理論と法』東北大学出版会、2007年。
5 田村哲樹・金井篤子編『ポジティブ・アクションの可能性――男女共同参画社会の制度デザインのために』ナカニシヤ出版、2007年。
6 「シティズンシップ論の現在――互恵性概念を中心に」杉田敦編『岩波講座憲法3 ネーションと市民』岩波書店、2007年。
7 「ジェンダー平等・言説戦略・制度改革――日本の『男女共同参画社会』政策の展開を事例として」宮本太郎編『比較福祉政治――制度転換のアクターと戦略』早稲田大学出版部、2006年。
8 「フェミニズム教育――同一性と差異の間で」シティズンシップ研究会編『シティズンシップの教育学』晃洋書房、2006年。
9 「民主主義の新しい可能性――熟議民主主義の多元的深化に向かって」畑山敏夫・丸山仁編著『現代政治のパースペクティブ――欧州の経験に学ぶ』法律文化社、2004年。
10 「政治学とジェンダー」松本伊瑳子・金井篤子編『ジェンダーを科学する――男女共同参画社会を実現するために』ナカニシヤ出版、2004年。
   
III 論文
1 「民主主義のための福祉――『熟議民主主義とベーシック・インカム』再考」『思想地図』vol.2、2008年。
2 「フェミニズムと国家理論――『国家の復興』とその後」日本政治学会編『年報政治学2008-J 国家と社会―-統合と連帯の政治学』木鐸社、2008年。
3 「シティズンシップと福祉改革」『法政論集』(名古屋大学)第217号、2007年。
4 「規範理論と経験的研究との対話可能性――熟議民主主義論の展開を事例として」日本政治学会編『年報政治学2006-K 政治学の新潮流――21世紀の政治学へ向けて』木鐸社、2007年。
5 「就労・福祉・シティズンシップ――福祉改革の時代の市民像」社会政策学会編『社会政策学会誌第16号 社会政策における福祉と就労』法律文化社、2006年。
6 「フェミニズムは公/私区分を必要とするのか?」『政治思想研究』第5号、2005年。
7 「熟議民主主義とベーシック・インカム――福祉国家『以後』における『公共性』という観点から」『早稲田政治経済学雑誌』第357号、2004年。
8 「現代政治理論と公/私区分――境界線の領域横断化」『法政論集』(名古屋大学)第195号、2003年。
9 「クラウス・オッフェの政治理論――『制御の不可能性』から『制御の可能性』へ」日本政治学会編『年報政治学2002 20世紀のドイツ政治理論』岩波書店、2002年。
10 “Democratic Theory and the Notion of ‘Public’,” in ICCLP(International Center for Comparative Law and Politics, Graduate School of Law and Politics, the University of Tokyo)ed., Anglo-Japanese Academy Proceedings(2001.9.4-2001.9.9), ICCLP, 2002.
11 「現代民主主義理論における分岐とその後――制御概念のアクチュアリティ(3・完)」『法政論集』(名古屋大学)第188号、2001年。
12 「現代民主主義理論における分岐とその後――制御概念のアクチュアリティ(2)」『法政論集』(名古屋大学)第187号、2001年。
13 「現代民主主義理論における分岐とその後――制御概念のアクチュアリティ(1)」『法政論集』(名古屋大学)第185号、2000年。
14 「国家―社会関係の変容――C・オッフェにおける『作為』と『制御』の論理の検討を通じて(3・完)」『法政論集』(名古屋大学)第175号、1998年。
15 「国家―社会関係の変容――C・オッフェにおける『作為』と『制御』の論理の検討を通じて(2)」『法政論集』(名古屋大学)第174号、1998年。
16 「国家―社会関係の変容――C・オッフェにおける『作為』と『制御』の論理の検討を通じて(1)」『法政論集』(名古屋大学)第172号、1998年。
   
IV その他
1 「熟議民主主義における『理性と情念』の位置」『思想』第1033号、2010年。
2 「書評 広井良典『グローバル定常型社会』」『生活経済政策』第149号、2009年。
3 「今なぜ民主主義なのか――分断化と宿命化の間で」『論座』2008年10月号。
4 「国家への信頼、社会における連帯――『高負担高福祉』の条件」『世界』第777号、2008年4月。
5 「溶解する社会に、いかなる連帯か」『生活経済政策』第130号、2007年。
6 「書評 稲葉振一郎『モダンのクールダウン』」『論座』2006年7月号。
7 「書評 齋藤純一『自由』」『思想』第984号、2006年。
8 「書評 齋藤純一編著『講座・福祉国家のゆくえ5 福祉国家/社会的連帯の理由』」『公共政策研究』第5号、2005年。
9 「書評 押村高・添谷育志編『アクセス政治哲学』」『政治思想研究』第5号、2005年。
10 「書評 武智秀之編著『福祉国家のガヴァナンス』」『社会政策研究』第5号、2004年。
11 「書評 小川有美・岩崎正洋編『アクセス地域研究K』」『生活経済政策』第95号、2004年。
12 「2001年学界展望 政治学・政治理論」日本政治学会編『年報政治学2002 20世紀のドイツ政治理論』岩波書店、2002年。