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受 賞

2010年度第23回和辻哲郎文化賞・学術部門受賞(2011年2月)

…受賞作:権左武志『ヘーゲルにおける理性・国家・歴史』(岩波書店)2010年

著 書

  • 権左武志訳、カール・シュミット『政治的なものの概念』(岩波文庫)2022年、293頁。
  • 権左武志『現代民主主義 思想と歴史』(講談社選書メチエ)2020年、288頁。
    …書評:①本村凌二「民主主義が独裁を生む危険」『毎日新聞』2020年12月19日
         ②石川健治「指導者の噓・追随者の謀略再び」『朝日新聞』2021年3月13日
         ③野口雅弘「‹いま›に対する最良のワクチン」『公明新聞』2021年6月21日
  • 権左武志【編】『ドイツ連邦主義の崩壊と再建―ヴァイマル共和国から戦後ドイツへ』(岩波書店)2015年、272頁。
  • 権左武志「ヘーゲル―啓蒙と革命の間の政治哲学」『岩波講座 政治哲学2 啓蒙・改革・革命』(岩波書店)2014年、223-244頁。
  • 権左武志『ヘーゲルとその時代』(岩波新書)2013年、248頁。
    …書評:①『朝日新聞』2014年1月12日、書評(無署名)
  • GONZA, Takeshi, “Die europäische Neuzeit als Säkularisationsbewegung ―Der Realisierungsprozess der Freiheit und ihre Begründung in Hegels Vorlesungen über die Geschichtsphilosophie 1830/31“, in: Ch. Jamme / Y. Kubo (Hg.), Logik und Realität : Wie systematisch ist Hegels System ?, Fink Verlag, 2012, p. 259-275.
  • 権左武志「世俗化運動としてのヨーロッパ近代―一八三〇年度ヘーゲル歴史哲学講義における自由の実現過程とその基礎づけ」久保陽一【編】『ヘーゲル体系の見直し』(理想社)2010年、239-259頁
  • 権左武志『ヘーゲルにおける理性・国家・歴史』(岩波書店)2010年、393頁
    …書評
    ①Hegel-Studien Bd. 45 (2011), Besprechung (Keiji Sayama), S. 166-169
    ②『政治思想研究』第11号(2011年5月)、書評(山田正行)、506-507頁
    ③2010年度和辻哲郎文化賞(学術部門)選考評(加藤尚武・関根清三・黒住真)
    ④『ヘーゲル哲学研究』第18号、合評会(杉田孝夫・滝口清栄・寄川条路)、153-164頁
  • 権左武志「二〇世紀における正戦論の展開を考える―カール・シュミットからハーバーマスまで」山内進【編】『「正しい戦争」という思想』(勁草書房)2006年、175-203頁
    …書評
    ①『外交フォーラム』2006年12月号、書評(篠田英朗)、82-83頁
    ②『法学セミナー』2006年11月、623号、書評(無署名)、127頁
    ③『朝日新聞』2006年5月、書評(山下範久)
    ④『年報政治学2009-1』2009年6月、書評(遠藤乾)、380-383頁
  • 杉田敦・斎藤純一・権左武志【訳】ウィリアム・コノリー『アイデンティティ╲差異』(岩波書店)、1998年

論 文

  • 権左武志「ヘーゲルにおける革命・戦争・主権国家」『ヘーゲル哲学研究』22号、2016年、106-117頁。
  • Takeshi Gonza, „Der Bann des Nationalismus. Ein Blick auf Deutschland aus japanischer Sicht“, in : T. Matĕjčková, R. Mehring, E. Morkoyun (Hg.), Blicke auf Deutschland! Schlaglichter zur Flüchtlingsfrage, Heidelberg Mattes Verlag, 2016, p. 126-129.
  • 権左武志「現代日本はヘーゲルから何を学べるか?」『松山大学地域研究ジャーナル』第26号、2016年2月、2-8頁。
  • 権左武志「日本ナショナリズムの呪縛とその克服―丸山眞男のナショナリズム論とドイツ思想」『現代思想』8月臨時増刊号、64-75頁、2014年。
  • 権左武志「ヘーゲルのロマン主義批判―受容から克服へ」『ヘーゲル哲学研究』18号、33-45頁、2012年
  • 権左武志「ヘーゲルのエジプト論―特殊な主体性から普遍者の自覚へ」『ヘーゲルとオリエント:平成21-23年度科学研究費補助金・基盤研究(B)・研究成果報告書』2012年3月、109-114頁
  • 権左武志「第三帝国の創立と連邦制の問題―カール・シュミットはいかにして国家社会主義者となったか?」『思想』2012年3月、1055号、41-61頁、2012年
  • GONZA, Takeshi, “Reichsauflösung, Rheinbundreformen und das Problem der Staatssouveränität: Entstehung der Hegelschen Souveränitätstheorie und ihr geschichtlicher Hintergrund,” Hegel-Studien, Bd.41 (2006), P.113-147, 2007
  • 権左武志「帝国の崩壊、ライン同盟改革と国家主権の問題―ヘーゲル主権理論の形成とその歴史的背景」『思想』2006年11月、991号、4-28頁、2006年
  • 権左武志「カール・シュミットの正戦批判―その起源と射程」『創文』477号、19-22頁、2005年
  • 権左武志「イラク戦争はなぜ『正しい戦争』ではないのか?―イラク戦争の正当性をめぐるハーバーマスの考察」『創文』463号、1-6頁、2004年
  • 権左武志「ワイマール期カール・シュミットの政治思想―近代理解の変遷を中心として」『北大法学論集』54巻6号、1-56頁、2004年
  • 権左武志「ワイマール共和国の崩壊とカール・シュミット―大統領内閣期のブレーン活動を中心として」『思想』2004年3月、959号、5-29頁、2004年
    …書評:『法制史研究』55号(2005年)、書評(松本尚子)、303-308頁
  • 権左武志「ヘーゲル歴史哲学講義に関する研究報告―クロイツァー論争の影響作用と1830年度講義の近代叙述」『ヘーゲル哲学研究』9号、110-125頁、2003年
  • 権左武志「『歴史における理性』はいかにしてヨーロッパで実現されたか?―ヘーゲル歴史哲学の成立とその神学的-国制史的背景(続)」『ヘーゲル哲学研究』8号、56-71頁、2002年
  • GONZA, Takeshi, ”Kann ‘die Vernunft in der Geschichte’ Allgemeingültigkeit für das Menschengeschlecht in Anspruch nehmen?: Entstehung der Hegelschen Geschichtsphilosophie und ihr theologisch-verfassungsgeschichtlicher Hintergrund,” 『北大法学論集』52巻6号、P.298-270、2002
  • 権左武志「『歴史における理性』は人類に対する普遍妥当性を要求できるか?―ヘーゲル歴史哲学の成立とその神学的-国制史的背景」『思想』2002年3月、935号、4-26頁、2002年
  • 権左武志「丸山眞男の政治思想とカール・シュミット(上)―丸山の西欧近代理解を中心として」『思想』1999年9月、903号、4-25頁、1999年
  • 権左武志「丸山眞男の政治思想とカール・シュミット(下)―丸山の西欧近代理解を中心として」『思想』1999年10月、904号、139-163頁、1999年
  • 権左武志「ヘーゲル政治哲学の生成と構造(3)―ヨーロッパ精神史との関連において」、『北大法学論集』47巻5号、195-249頁、1997年
  • 権左武志「西欧思想史におけるヘーゲルの国家論―その起源と位置づけ」『思想』1996年7月、865号、28-48頁、1996年
  • 権左武志「フィヒテ相互承認論の構造とその意義―『自然法の基礎』(1796/97年)を中心として」『理想』655号、110-122頁、1995年
  • 権左武志「ヘーゲル政治哲学の生成と構造(2)―ヨーロッパ精神史との関連において」、『北大法学論集』45巻4号、91-130頁、1994年
  • 権左武志「ヘーゲル政治哲学の生成と構造(1)―ヨーロッパ精神史との関連において」『北大法学論集』45巻3号、1-62頁、1994年
  • 権左武志『ヘーゲル政治哲学の生成と構造(1793-1820年)―形成・発展史及び1817-18年講義との関連において』博士論文、北海道大学大学院法学研究科、1993年6月
  • 権左武志「ヘーゲル法哲学講義をめぐる近年の論争(2)」『北大法学論集』41巻1号、145-176頁、1990年
  • 権左武志「ヘーゲル法哲学講義をめぐる近年の論争(1)」『北大法学論集』40巻5・6号、1269-1305頁、1990年

書評・コメント

  • 権左武志「書評:長野晃『カール・シュミットと国家学の黄昏』」『政治思想研究』23号、2023年、460-461頁。
  • 権左武志「書評:熊谷英人『フランス革命という鏡―十九世紀ドイツ歴史主義の時代』」『政治思想研究』17号、2017年、458-459頁。
  • 権左武志「書評:杉田敦『両義性のポリティーク』」『週刊読書人』2015年12月11日、4面。
  • 権左武志「ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル」、杉田敦・川崎修編『西洋政治思想資料集』(法政大学出版局)、190-197頁、2014年。
  • 権左武志「書評:先崎彰容『ナショナリズムの復権』」『週刊読書人』2013年7月26日号、3面。
  • 権左武志「書評:山口周三『南原繁の生涯―信仰・思想・業績』」『週刊読書人』2012年12月14日号、4面
  • 権左武志「書評:苅部直『歴史という皮膚』」『週刊読書人』2011年7月22日号、3面
  • 権左武志「歴史の探求には何の意味があるのか?―和辻哲郎文化賞を受賞して」『北海道新聞』2011年4月28日夕刊、4面
  • 権左武志「書評:遠山敦著『丸山眞男―理念への信』」『週刊読書人』2010年9月17日号、4面
  • 権左武志「ナショナリズムと指導者民主政は個人の主体性を高めるか?―今野元『マックス・ヴェーバー―ある西欧派ドイツ・ナショナリストの生涯』を読む」『政治思想学会会報』第29号、8-12頁、2009年
  • 権左武志「特定質問:ドイツ観念論における精神概念と自由―イェシュケ氏へ問う」『ヘーゲル哲学研究』12号、26-28頁、2006年
  • 権左武志「2003年12月21日ヘーゲル研究会シンポジウム・コメント」『ヘーゲル哲学研究』10号、87-90頁、2004年
  • 権左武志「野村真紀助教授の経歴と業績」『北大法学論集』55巻3号、327-337頁、2004年

翻訳・学会記事など

  • 権左武志訳・解題、ラインハルト・メーリング「1933年9月ベルリンのマルティン・ハイデガーとカール・シュミット」『思想』2013年9月、1073号、7-18頁。

  • 権左武志・小島優子訳、エミール・アンゲールン「ヘーゲル『法哲学』における主体的自由の権利」『ヘーゲル哲学研究』18号、10-18頁、2012年

  • 権左武志「2011年度研究会企画について」政治思想学会編『変革期の政治思想(政治思想研究第12号)』2012年5月、482-483頁

  • 権左武志「自由論題・分科会A」政治思想学会編『変革期の政治思想(政治思想研究第12号)』2012年5月、490頁

  • 権左武志訳「ヘーゲル1822/1823年「世界史哲学講義」抄訳註」「2.4.エジプト」『ヘーゲルとオリエント:平成21-23年度科学研究費補助金・基盤研究(B)・研究成果報告書』2012年3月、651-683頁
  • 権左武志「二〇一〇年度公募論文審査経過報告」『ヘーゲル哲学研究』16号、186-187頁、2010年
  • 権左武志「二〇〇九年度公募論文審査経過報告」『ヘーゲル哲学研究』15号、181-182頁、2009年
  • GONZA, Takeshi, „Wie hat sich ‚die Vernunft in der Geschichte’ in der europäischen Welt verwirklicht?: Über den theologisch-verfassungsgeschichtlicher Hintergrund der Hegelschen Geschichtsphilosophie “(Zusammenfassung), Jahrbuch für Hegelforschung, Bd.10/11 (2004/2005), P.247-248, 2006
  • GONZA, Takeshi, „Forschungsbericht über Hegels Vorlesungen der Geschichtsphilosophie: Unter besonderer Berücksichtigung der Wirkung der Creuzer-Debatte und der Darstellung der Moderne in Vorlesungen 1830/31“ (Zusammenfassung), Jahrbuch für Hegelforschung, Bd.10/11 (2004/2005), P.253-254, 2006
  • 権左武志【訳】ヴァルター・イェシュケ「応答:ドイツ観念論における精神概念と神義論―権左氏へ答える」『ヘーゲル哲学研究』12号、28-30頁、2006年
  • 権左武志・遠藤泰弘【訳】G・シュック「ライン同盟改革と一八〇〇年前後の連続性問題」『北大法学論集』55巻5号、171-190頁、2005年
  • 権左武志【訳・解題】福田宏【訳】E.コルプ・W.ピタ「パーペン、シュライヒャー両内閣における国家非常事態計画」『思想』959号、30-61頁、2004年