プロフィール
専攻
民法、国際取引法
(英語で説明するときには、contracts and commercial transactions と言うことが多いです。)
研究テーマ
「私的秩序形成と法の役割 The Tension between Private Ordering and Law」
という視点から「契約法の現代的再構築」のための研究をしています。
現在は、具体的には、次の分野に取り組んでいます。
「契約法の国際的展開 International Developments in Contract Law」
CISG, UNIDROIT Principles, new lex mercatoria、国際取引法など
「競争法としての私法 Private Law as Competition Law」
競争秩序阻害行為に対する救済方法(効力否定、契約締結強制、損害賠償など)
「情報化と契約法の変容 Technological Change and the Transformation of Law」
ライセンス契約、電子商取引、情報公序など
以上の他、UCCやルウェリンを研究対象とする「現代アメリカ契約法の基層」というテーマにも興味をもっていますが、しばらく休止状態になっています。
略歴
1964年生まれ | |
学歴 | |
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1987年3月 | 北海道大学法学部卒業 |
1989年3月 | 北海道大学大学院法学研究科博士前期課程修了 |
1990年 | LL.M., University of Michigan Law School |
1990-91年 | Research Scholar, University of Michigan Law School *1989年〜91年の留学は(財)村田海外留学奨学会の援助による |
1993年4月 | 日本学術振興会特別研究員(DC2) |
1994年3月 | 北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学 |
職歴 | |
1994年4月 | 日本学術振興会特別研究員(PD) |
1994年12月 | 金沢大学法学部 助教授 |
1998年4月 | 九州大学法学部 助教授 |
1999年4月 | 九州大学大学院法学研究科 助教授(組織替えによる異動) |
2000年3月〜2001年7月 | Visiting Scholar, University of Virginia School of Law |
2000年4月 | 九州大学大学院法学研究院 助教授(組織替えによる異動) |
2004年4月 | 北海道大学大学院法学研究科 教授 |
2006年10月 | 法務省民事局 参事官 |
2006年10月〜2008年8月 | 北海道大学大学院法学研究科 客員教授 |
2008年9月 | 北海道大学大学院法学研究科 教授、現在にいたる |