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「大都市圏と地方における政治意識」世論調査報告
 

憲政の政治学

坂野潤治、新藤宗幸、小林正弥 編

2006年1月10日発行
東京大学出版会

 
目 次
 
第1部 憲法と憲法政治―起点と現在
第1章 「明治デモクラシー」と「主権在民論」 坂野潤治
第2章 戦後日本の主権論と一般意志の原理
――憲法と政治をめぐる思想史的考察
関谷 昇
第3章 基本的人権をめぐるコミュニタリアニズム的活憲
――義務導入論批判と「公共の福祉」の再解釈
小林正弥
第2部 憲政における急進派―社会主義と社会民主主義
第4章 冷戦期アメリカの対日労働政策
――反共産主義と社会民主主義の相克
中北浩爾
第5章 野党指導者としての江田三郎 空井 護
第6章 90年代政治再編における左派の蹉跌
――日欧社民勢力の落差から見た「失われた十年」
山口二郎
第3部 憲法政治における外交と内政―アジア主義と総動員体制化
第7章 人種差別撤廃案――パリ講和外交の一幕 島津直子
第8章 高橋財政下の帝国経済再編と体制間優位競争
――汎アジア主義の日本帝国における政治経済基盤
松浦正孝
第9章 憲政の中の「内閣官僚」 牧原 出
第10章 憲法政治と国民保護法制――著しい政治空間の萎縮 新藤宗幸
おわりに