目 次 |
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帝国・戦争・平和 |
思想の言葉 |
西谷 修 |
(2) |
特集にあたって |
酒井哲哉 |
(6) |
I 全体戦争の世紀 |
帝国主義と全体主義
――ハンナ・アレント,ローザ・ルクセンブルク,ホブスン―― |
川崎 修 |
(8) |
帝国主義政治理論の誕生
――ホブスンの戦争批判と自由主義批判―― |
中村研一 |
(27) |
『危機の20年』 から国際秩序の再建へ
――E. H.カーの国際政治理論の再検討―― |
遠藤誠治 |
(47) |
フランス植民地帝国の解体と知識人
――レイモン・アロンを中心に―― |
北川忠明 |
(67) |
II 戦中から戦後へ |
国際関係論における国家主権概念の再検討
――両大戦間期の法の支配の思潮と政治的現実主義の登場―― |
篠田英朗 |
(86) |
世界戦争の時代における国際法秩序の構想
――ヴォルフガング・フリードマンと 『国民国家の危機』―― |
小畑 郁 |
(104) |
国際関係論と 「忘れられた社会主義」
――大正期日本における社会概念の析出状況とその遺産―― |
酒井哲哉 |
(121) |
矢内原忠雄の〈植民・社会政策〉論
――植民地帝国日本における 「社会」 統治の問題―― |
米谷匡史 |
(138) |
平和への目覚め
――南原繁の恒久平和論―― |
苅部 直 |
(154) |
III ポスト冷戦期の戦争と平和 |
アメリカ 「国際主義」 の系譜
――ウィルソン外交の遺産―― |
西崎文子 |
(172) |
二分法の暴力
――ウォルツァー正戦論をめぐって―― |
杉田 敦 |
(190) |
ポスト主権の政治思想
――ヨーロッパ連合における補完性原理の可能性―― |
遠藤 乾 |
(207) |