酒井 直樹(さかい・なおき)
1946年生まれ。東京大学文学部卒業、1983年シカゴ大学人文学部極東言語文明学科博士号取得。同大学人文科学部助教授を経て、現在コーネル大学文理学部アジア研究科教授。日本思想史、文化理論、比較思想論、文学理論など広範な領域での活躍で知られる。著書に『過去の声』(以文社)、『<世界史>の解体』(以文社 共著)、『日本思想という問題:翻訳と主体』(岩波書店)、『死産される日本語・日本人』(新曜社)等。 |
浅田彰(あさだ・あきら)
1957年兵庫県生れ。経済学者。京都大学経済学部卒、大学院修士課程修了。同大助手を経て、現在は京都大学経済研究所助教授。数理経済学・ゲーム理論を専攻する一方、ポスト構造主義の社会哲学にも研究活動の力点をおく。著書に『構造と力:記号論を超えて』(●草書房)、『逃走論−スキゾキッズの冒険』(筑摩書房)、『科学的方法とは何か』(中央公論社)、『ヘルメスの音楽』(筑摩書房)ほかがある。 |
ガバン・マコーマック
メルボルンとロンドン大学で学び、1974年ロンドン大学で歴史学の博士号を取得。リーズ(英国)、ラ・トローブ(メルボルン)、アデレード各大学で教鞭をとり、現在オーストラリア国立大学の日本史教授。1962年の初来日以来たびたび日本に滞在し、京都・神戸・立命館・国際基督教各大学の客員教授を務める。主著に『共生時代の日本とオーストラリア−日本の開発主義とオーストラリア多機能都市』(明石書店)、『空虚な楽園』(みすず書房)等。 |
杉田敦(すぎた・あつし)
1959年群馬県生まれ。1982年東京大学法学部卒、現在法政大学法学部教授。専門は政治理論、政治思想史。著書に『権力の系譜学――フーコー以後の政治理論に向けて』(岩波書店)、『権力』(岩波書店)、『デモクラシーの論じ方:論争の政治』(ちくま新書)、訳書にW.E.コノリー『アイデンティティ/差異――他者性の政治』(共訳、岩波書店)、イアン・バッジ『直接民主政治の挑戦』(共訳、新曜社)などがある。 |